191102 安来市の足立美術館を初訪問

足立美術館は庭園が素晴らしいことと、日本画が横山大観をはじめの多くの作品が展示されていることを聞いていましたが、私は初めての訪問です。

今年の紅葉は遅れているのか蒜山高原の近くに来ても紅葉はまばらです。けれど、好天のなか快適にドライブを楽しむことができました。足立美術館の近くまで来ると、集落の家の瓦も丸みを帯びて色も艶っぽくキレイな佇まいです。

窓が広く明るくて白木造りのカウンターも清潔です。カウンターを希望しましたが、ランチは桶での提供とのことでゆったりしたテーブルで盛り合わせをいただきました。鮨飯が少し小ぶりでどのネタも美味しかった。オーナーの対応が丁寧です。

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美術館内の展示作品は撮影禁止ですが、庭園は撮影自由です。

正面玄関を入ると通路の壁に童画・林義雄の作品が数点展示されていました。子供をテーマにした純粋無垢な作品に見惚れて笑顔がこぼれてしまう。

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＜「いないないばあ」・林義雄は足立美術館のTwitterから掲載＞

このコーナーだけでも十分見応えがありました。

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苔庭手前の子供の像

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苔庭

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一本の紅葉が色づきはじめていました。

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池庭

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「生の額縁」

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「生の掛け軸」

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「枯山水庭」＜iPhone6 Plusのパノラマ＞

陶芸館１階は河井寛次郎室、２階は北大路廬山人室。

本館２階近代日本画大展示室・横山大観特別展示室・小展示室

展示作品が多くて注意力と集中力が散漫になりましたが、川端龍子「献華（けんか）」・榊原紫峰「青梅」・小林古径「木蓮」・竹内栖鳳「獅子」・横山大観「無我」が強く印象に残っています。

明治・大正・昭和の多くの作品は、どれも迫力に満ちています。それだけに、鑑賞する方も体力と心の余裕が要りそうです。

近代日本画大展示室の中央には長いソファが置いてあり、少し離れたところからゆっくりと鑑賞できました。

新館は通常、現代の日本画を展示するようですが今回「院展」開催中でした。さすがに疲れて「院展」の作品は見ずじまいです。

次回は時間をもっとたっぷりと余裕を持って再訪したい、と強く思いました。館内は飲食禁止で喫茶室の用意はあります。朝早くから来て、昼食は再入場のチケットをもらって両国鮨で食事すれば、ゆったりと時間を過ごせそうです。

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３時すぎに美術館を出て、表でソフトクリーム。

帰り道、西日を真正面に浴びた大山がスッキリとした佇まいでした。

EyeSight標準装備のツーリングアシストのおかげで、運転の疲れもなく大阪に帰ってきました。

IさんとNさん、ありがとうございました！！